簡易宿泊施設ホテルの客室エアコン内部から、水漏れが起こってしまい、困っております。メーカーさんに確認してもらったら、エアコンのドレンパン?と言う部品に、カビというよりも、ホコリやゴミが詰まっているためクリーニングを要しますが、熱交換器のアルミフィン部分の裏側に詰まっているため、買い換えた方が安いとも言われました。客室の数を考えると、一気に30台からのエアコンを交換は予算的にも厳しく、なんとかしてくれる業者さんを探しておりました。
施工前
今回は、神奈川県小田原市早川にあります、簡易宿泊施設(ラブホテル)「ホテルエックス」さんです。
ホテルのエアコン内部は、一般家庭以上のカビ汚れが多くなっております。効き目も悪く、今年のような気温が高いとエアコンが一層に効き目が悪くなります。ホテルは、毎日シーツ交換がありますので、エアコン内部に布団繊維のホコリが吸い込まれることも多いです。また、客室には、浴室があるため、湿気を多くすい込むなどのカビが発生する要因も多いことです。
施工中エアコン内部のカビ状況として、送風口内部のシロッコファンにも莫大なカビが確認できました。
エアコン内部の水漏れは一般的に、ドレンパンという部品が詰まることにより、水漏れを発生しますが、今回のエアコンでは、熱交換器の裏側にある排水ドレントンネル部分にゴミとカビが詰まったことにより、排水ができなくなっておりました。
排水口の部分より、専用の針金ブラシを通して、ゴミを排出します。ブラシにゴミを絡めとらないと、詰まりを解除できません。今まで、原因不明の水漏れとは、この部分が原因と判明しました。
そして、エアコンのドレンパンを確認して、汚水が流れたことをチェックします。その際、ドレンパンを外して、必ず目視します。
問題なければ、次に高圧洗浄をします。
しっかりと養生をして、エアコンクリーニング洗剤を使用。高圧洗浄で、洗剤成分をリンス作業します。
送風口内部のカビもしっかりと洗浄します。
この部分にカビが詰まると、風の勢いも無くなり、効き目が悪くなります。また、シロッコファンにカビが付着すると、カビが繁殖する絶好の要因となります。
これがエアコン内部のカビ汚れ・・・
皆さんのご家庭のエアコン内部も、今までクリーニングしてないと、ここまで汚水が流れます。
最後に、水漏れ原因の他の疑いも必ずチェックします。
その部分が、アルミフィンとエアコンカバーの密着する部分が、冷却水がカバを伝わり、エアコンの外に漏れてくる現象があります。熱交換器アルミフィンのカバーに触れる部分を、倒します。
一直線に、寝かせることにより、冷却水がキチンとドレンパンに落ちるようになります。
そこまで施工すれば、後はクリーニング洗浄したエアコンカバーを取り付けます。
そして、起動確認を20分から30分程行います。その際は、設定温度を18?強風で運転することが理想です。
そして、水漏れが発生しなければ、終了となります。
お客さまのご感想
さすが、神奈川ハウスクリーニングセンターさんです。リーズナブルな価格で、バッチリ対応してもらいました。