明日は、台風19号が本土を縦断する予想です。
先月の台風15号では、大きな被害をもたらしていますが、ハリケーン以上ともいわれる台風19号は十分な注意が必要です。
台風19号の特に警戒すべき点について、 森朗気象予報士の解説です。
台風19号は大型で非常に強い勢力を保ったまま北上中ですが、この台風の中心の北側に雨雲が広がっていて、もうすでに関東地方など一部で雨が降り始めています。
この後の台風の進路ですが、この台風、広い暴風域を保ったまま北上して、12日の夜には関東から東海地方に上陸する見込みですが、暴風域が広いものですから早くから影響が出てその影響が長引くおそれがあります。
今後予想される雨と風の予想ですが、もう11日夜から雨が降り始め、また12日には風も強まってきます。13日には雨雲が抜けていく見込みですが、ただ、風の強い状態は13日にかけても続く見込みです。
今後予想される雨量ですが、記録的な大雨となるおそれがあります。まず、12日の朝にかけて、東海地方や近畿地方、伊豆諸島では200ミリ、関東甲信地方では150ミリ、さらに13日朝にかけて、東海地方では600~800ミリ、関東甲信地方では400~600ミリ。さらにそのあとも雨が降り続いて、雨量が増えるおそれがあります。
また、台風の進路に当たる東海地方、関東甲信地方では、最大瞬間風速60メートルが予想されています。また、高波、高潮にも厳重な警戒をお願いします。
窓ガラスなどの飛散防止に、事前にできることはしておくことが必要です。
水を確保しようと思い、ショッピングセンター、ホームセンター、コンビニに行きましたが、全て売り切れ・・・・
自宅で、空き容器ペットボトルなどで水を確保しておきましょう。